パプアニューギニアの魅力のひとつは、600を超える民族と800を超える言語が存在するという、その文化の多様性にあります。
険しい自然環境に阻まれ、人々の往来が容易ではなかったことなどから、言語の異なる少数民族が数多く生まれたと言われています。同じ言葉を話す者同士を「ワントク」(ひとつの言語) と呼び、仲間意識が非常に強いコミュニティーを作り、助け合いながら暮らしています。
![]() ![]() 南太平洋観光局HP地図を引用 |
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![]() 南太平洋の自然 | |
![]() 南太平洋を愛した画家 ゴーギャン |
パプアニューギニアは南太平洋ほぼ赤道直下に位置し、国土は日本の1.25倍の面積を有する広大かつ肥沃な大地です。
コーヒー生産が行われるニューギニア島は、グリーンランドに次いで世界第2位の面積で、西から東にかけて全長1,126kmの大河が蛇行し、流域には広大な湿地帯が広がっています。さらに中央部には4,000m級の山々が聳える山脈が広がり、環太平洋火山帯に属しているため火山活動が活発です。
気候は熱帯性でモンスーンの影響を受け、豊かな雨に恵まれています。低地の平均気温は27℃程度、中央高地の平均気温は18℃程度で夜は10℃くらいまで下がることもあります。
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パプアニューギニアは、種ごとに異なる華美な羽とユニークな求愛ダンスが特徴の「ゴクラクチョウ」が多数生息している事でも知られています。
この森では1年中餌となる果実が豊富に実り、昆虫も沢山いる一方、天敵となる動物がほとんど存在しないことから「鳥の楽園」と呼ばれるようになったのです。
【ニューギニア島の雲霧林に暮らすバード・オブ・パラダイス】 パロティア / Parotia, アステラピア / Astrapia, ロフォリナ / Lophorina, アルベルティ / Albertなど、優美なゴクラクチョウの仲間たち | |
詳しいゴクラクチョウのサイト(英語) http://birds.cornell.edu/page.aspx?pid=2540 http://birdsofparadiseproject.org/ |
【Chiemomo】
"パプアニューギニアの野鳥ツアー"→
コチラから