エムジーコーポレーションの産地での活動

エムジーコーポレーションが目指すSDGs

持続的生産コミュニティーの実現

 パプアニューギニアには中央部に標高4,000m級の峰々を有し広大な高原が広がり、この地に暮らす約70%の人々はコーヒー栽培に従事すると言われています。

 自然環境に恵まれ世界有数のコーヒー生産地ですが、一方で多くの地域は険しい地形に阻まれ道路の整備が遅れ、ほとんどの地域には電気が供給されず、学校や病院などの社会インフラの整備もとても遅れています。

 エムジーコーポレーションはパプアニューギニアコーヒー協会や州政府と共に生産地域の開発に参画し、生活基盤と生産性改善を進め持続的なコーヒー生産コニュニティーの実現を目指しています。




社会インフラの整備が遅れるパプアニューギニア

 パプアニューギニアは1975年にオーストラリアから独立し、独自に国づくりを進めています。

 他の多くのコーヒー生産国は資本力を背景とし大規模で効率的なコーヒー生産を行っていますが、パプアニューギニアには進出する海外企業も少なく、大規模なコーヒー生産はほとんど行われていません。
 大部分は地域のグループで共同で経営する農園や村単位・部族単位での運営など地域に根差したコーヒー生産が行われています。

 パプアニューギニアでは同じ言葉を話す人たちを「ワントーク」と呼び、仲間意識が非常に強いコミュニティーをつくり、助け合って暮らしています。
 パプアニューギニアの多くの地域はワントークの文化に根差した珍しい社会システムで、コーヒー生産が行われています。




再生エネルギー・コミュニティー発電による電力供給

 村の人々が力を合わせ太陽光発電設備を導入し、家々へそしてコーヒー処理施設に送電線を引き、喘息の原因になる煤の出る灯油を使った灯りでの暮らしから、初めて電気のある暮らしになりました。
 子供たちも電気の灯りの下で勉強できるようになり、喜んでいます。
 




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