2021年8月、パプアニューギニアのイーストハイランド州にあるHabina村にてMGが提供した太陽光パネルの設置が完了しました。
村の人々からは想像以上の協力を得ることができ、予定よりも1週間前倒しで運転がスタート。
太陽光で作られたクリーンな電力は、人々の生活に使われるのはもちろん、今まで手作業で行われていたコーヒーチェリーのパルピングにも利用され、より生産効率を上げていくことが期待できます。
Habina村とは、今後も継続的なサポートとコーヒーの取引をしていくことを約束しています。
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今年1月にイーストハイランド州KetoTapasiという生産エリアにおいて、コーヒー輸送に使われる道路の整備が村の人々によって行われました
今までは悪路で車が通れないため、60kgの麻袋を人間が担いで運んでいた道です。
道路の整備により、従来よりも輸送が負担なくスピーディーに行えるようになります。
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また、今夏にはMGコーポレーション直営のドライミル工場の運用がスタートしました。
従来までは別の業者が管理するドライミル工場へ持ち込んでいたため、きめ細かいグレーディング、ディフェクトのチェックが難しい状況でした。
今後は、生産者が自らディフェクトチェックまでの工程を責任もって行うことができ、結果をダイレクトに感じることで村全体の生産意欲も上がっていくことが期待できます。
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パプアニューギニア農園視察ツアーをパプアニューギニア・コーヒー協会(CIC)と共同で開催しました。
●現地にて視察に関する記事が掲載されました。(The National)
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【パプアニューギニア新聞記事 2017年5月19日発行 記事要約】
日本のコーヒー焙煎業者、コーヒーチェーン店などコーヒー関係者11名がパプアニューギニアのコーヒー生産地を訪問し、1週間の視察が行われた。今回のコーヒー視察は、パプアニューギニアコーヒー協会(CIC)と、その主要パートナーでありスペシャリティーコーヒーの輸出業者であるエムジーコーポレーションが共に開催した。
CICはコーヒー生産地の開発を進め、エムジーコーポレーションはソーラー・パルパーなどの設備や農業資材の供給を担当している。
今回の視察は、輸出鑑定が行われるコーヒーの輸出港LaeのCIC施設とFreight Management Service (FMS)の輸出倉庫からスタートした。
CICのリサーチ&生産者支援部門ゼネラルマネージャーのDr. Mark KennyとMatei Labunにより、AiyuraとGorakaにあるCICの本部を含め、各地の生産農園へ案内された。
訪問したのは、Milne Bay、Morobe、Eastern Highlands、Jiwaka地区など各地のコーヒー生産農園。各地の生豆は、Aiyura、Gorakaでカッピング評価も行なわれ、参加者のコーヒー事業者や鑑定士を含む日本のメンバーからコーヒー生豆のクオリティーについて高い評価が得られ、パプアニューギニアコーヒーのポテンシャルの高さが語られた。
また、Gorakaの周辺にあるBenaの村への訪問も行われ、村人からの歓迎を受けた。この村のコーヒー生豆は、今回訪問に同行したJiwaka州Kosemとエムジーコーポレーションにより、ほぼ全てが日本へ輸出されている。
先週の日曜日には、日本から2名の専門家が派遣され、コーヒー生産の改善のための土壌分析がGorakaなどで行われた。
John Supa is media officer at CIC.